9mm Parabellum Bullet 菅原 卓郎(Vo.G)

dustboxとはじめて対バンした時、僕たちはギタリストがライブを休むことに決まって間もない時期で、 バンドの音を試行錯誤している真っ只中でした。にも関わらずツアーに声をかけてくれて、そのことがとても助けになったのです。 ありがとうございました。彼も今は元気にステージで暴れておりますので、是非また対バンしてくださいね。
「The Awakening」は遺伝子レベルでメロディックパンクが刻まれている世代の自分としては、聴いている間ワクワクさせられっぱなしでありました。 これからも高速ビートとグッドメロディで突っ走ってください。20周年おめでとうございます。

ASPARAGUS / 渡邊忍

彼らは『ゴミ箱』なんかじゃない『浄水器』だ! いつだって新しい音源を出した後には、 沢山のライブや沢山の経験をさらに積み重ね、 そこで感じた喜怒哀楽全てをろ過し、 とってもフレッシュ、かつ研ぎ澄まされた音源をまた僕らに届けてくれる。 まさにインディーズ界のトレビーノ!!! もちろんボーカルであるスガビーノのエンジェルヴォイスは健在だし、 今回なんて七色の声を使いこなし、レインボーヴォイスまで披露してくれている。 このアルバムを聴き終わる頃には、きっと君の涙の雨も虹に変わっているに違いないんだ。

BLUE ENCOUNT / 田邊駿一(Vo.Gt.)

子供の時から憧れてた戦隊ヒーローたちはいろんな武器を持っていた なんちゃらビームやらソードやら。 時には魔法さえも使ってしまう でも結局一番カッコ良くて強い必殺技は いつだって拳を真正面に突きだすパンチだった気がする dustboxというヒーローが繰り出した The Awakeningという名のパンチ このパンチで倒れない敵はいない。いない。 高校の時からこのヒーローを愛してる僕が言うんだから間違いない このアルバムを聴いた後にあなたが出す拳は あなたを邪魔するすべてをぶち壊してくれる dustbox ありがとう

ENTH Vo&Ba daipon

"このメロディ聴きし者、天に召され羽ばたくプップバードとなりて、同じメロディさえずっちゃいし時、いと楽し"

ANDREW
(BBQ CHICKENS / FUCK YOU HEROES / インディー最速FULLSCRATCH)

なんだか新譜のコメント?をマイメン達に頼まれたんだけど、、新譜良すぎるから、「Farley無音TOO LATEで昇天~!!」とかでいい?w ま、少し違う角度で書こうかなw 1曲目はダスト恒例のプロローグですね!いつもいいよね、これ。んでツアーのSEとかにするんでしょ?ずりーw さて、本編入りましてまず、21gを聴く前に何が21gなのかな?と歌詞を読んだのですが、わかりませんでした! キュッキュッ、キャッキャッと、特徴のあるギターサウンドのイントロ、あ~、スガギターキターーー!!!ってなりますよね。 ギターをかき鳴らすあのキュッキュッサウンドは誰でも出せるわけでもなく、ギターの状態、弦にあてるピックの角度、ピックアップ、キャビに立ててるマイク、歪み具合、 あらゆる条件が合致しないと出せないサウンドなんですね~。はい、流石です。 FarleyはまずBメロの「NEVER!! TOOLATE!!」部分、う~~ん、、RIOTおじさんの声が一番聴こえますねぇ!!! 1:50のじょーじBASSシンセサウンド入り。 巻き戻してもう一回聴いちゃうポイント。んで、この曲の聴きどころはやはり2Bの無音TOO LATEかなw 入りすぎ。 Don't Call Me An Average Guyは覚えやすいですね!!間奏のBASSの音超好き。Vicious Circleはタム回しから入りますが、タムの倍音の処理、音程、胴鳴り、聴きやすい! 他曲もそうなんだけど、こーいうところでドラムチューニングやエンジニアの細かい処理に手抜きがないことが凄く伝わります! You Are My Lightイントロヴィンテージギターサウンド!!余談だけど、こういう音を出す為に何本も音色の違うギターやアンプを用意する人もいるんですよ。 メロンパン、一瞬JOJI ANGER出ましたね~w サビの「GO!」と「SMILE!」は奇数回だからみんな間違えないように! この曲も21gのAに入るとこもそうなんだけど、曲のメインBPMを無視して変則的に変わるのが最高。220から60近く落としてる!落ちた後のリズムも大好物。 ここのshout、MEANING HAYATOでしょ?!人選完璧!!とりあえずkidsはカポエイラかな。 哀愁漂うSummer Againで一休み、、と思いきや、いきなり速メロコア!!メロディーも何か懐かしさを感じるね~!ラスト、海の音入ってる?! ってか、Burning Hope12、3年前に俺レコーディングしたことあるよね?!久々に聴いた! で、The Cardigans、、コレはやられた。。 2~30代の頃じゃできないっしょ?!w やってたらこのアレンジにはならなかったよね絶対。 Missing Pieceナイスアコギサウンドからの、久々日本語きましたね~。「日本詩とか意外!」って思ってる人!!dustboxに日本詩時代あったの知らないの?勉強不足だからそれ。 Teardrops On Your Cheek、、このメロディー、一番好きかも。後半のストリングスバッチリ合ってる!誰が考えたの? 最後One Thing I Know聴いて改めて思ったんだけど、スガ&じょーじの声の絡みはインディー1ですね。Summer Again以降の曲達はスガメロセンス爆発させすぎw 改めてこ作品って、すげー「感情」が感じられるよね!キックが、、スネアが、、と、1つ1つ細かくいう人は多いけど、サウンドに感情が噴き出してるほうが大事! ライブハウスにいるような臨場感溢れる作品だと思いました。 マスタリングはタッキーでしょ?リリースタイムの感じが完全タッキーだね!気持ちいい!

DOACOCK Vo/Gt 7110

もうかれこれ15年くらいの付き合いでしょうか。 dustboxはおそらくワタクシがもっともライブを観に行ってるバンドです。好きなんですね。 ツアーに誘ってもらったり、我々のイベントにも出てくれたり、友人でもあり同期でもありますが、何より尊敬する大好きなバンドです。 そんな彼らの最新作「The Awakening」を聴いて、こりゃヤベーわと。 過去音源も今でもすごい聴いてるけど、今回のヤベーすよ! ギミック満載でたたみかけてくるアレンジは、脳内交通事故多発ですな。んでもってメロディーやハーモニーはdustbox節で心地よい。ホント捨て曲なしの最高のアルバムです。 20年間積み重ねた年輪はあるんだろうけど、好奇心とチャレンジの詰まった瑞々しさすら感じてしまいました。どこからこんなに湧き上がってくるのでしょうか…教えて欲しい(笑) ホントこりゃヤベーわ。 あんま褒めすぎるとジョージに怒られるので(褒めなくても怒られますが笑)、この辺で。 また乾杯できる日を楽しみにしております。

GARLICBOYS Larry

十年をひと昔というならば、dustboxの誕生は今からふた昔もまえのことになる。2000年問題を目前にした1999年ライブ活動を開始か。あっという間だよね、二十年。 節目節目はついつい気張りまくってしまうのが常なんだけど、9thアルバム「The Awakening」は自然体のメッセージと楽曲がサイコウ(レトロ感)。個人的にはSUGA君の独白とも取れる"You Are My Light" "Don't Call Me An Average Guy" にグッと(レトロ感2)きたね(ギター弾きだからか?) "Out Of Control ~father's melon bread~"のネタと展開がいいっすね、是非日本語訳と共に。 あと、カーディガンズのレトロ感をゴミ箱にそっと置いてきた"Carnival"のdustboxバージョンが秀逸。 しかしライブ見ていつも思うのがSUGA君、JOJI君、YU-KI君も演奏うまいよなあ。タイトな演奏力もdustboxの魅力だな。 激しく移り変わる時代の中で常に肩肘張らずに最前線にいるdustbox。素敵です。 これからもよろしくです。 堺より愛を込めて! GARLICBOYS Larry拝

GEN / 04 Limited Sazabys

グッドメロディーの雨嵐。怒涛の大雨に打たれた僕はもうびっしょびしょです。 それなのに野獣みたいなベースのひとが、まさかの美声で上ハモを重ねてくるもんだからもう大変。 ダストのメロディーを聴くと、メロディーメーカーとして自分がかなり影響されてることに気付いてしまいます。

僕が高校生の頃、Mr.keatingのツアーを観に当時のバンドメンバーと今池HUCK FINNに行きました。 その日終電を逃してしまった僕らは、スタンドバイミーみたいに線路上を何時間もかけて歩いて地元に帰ったんですが、 今では僕の大切な思い出です。あれから14年が経ち、20周年を迎えたdustbox。 20年の間脈々と磨かれ続けて来た須賀さんの天性の天然水は、何処までも瑞々しく透き通り、 今でも僕らの両耳に優しく、時に荒々しく降り注いでくれるのでした。ありがとう、良い薬です。

HAWAIIAN6 安野勇太

すがさん、じょっさん、ゆうきさん! The Awakening発売おめでとう!そして20周年おめでとう!素晴らしい! dustboxはいつだって俺たちを救ってくれます。 精神的にきつかった時、何を隠そう私もRewriteにほんとに救われました。歌ってみてはじめてわかったJupiterの旋律の美しさ。何気ない3人の態度や言葉。みんながダストに夢中になっていく気持ちがよくわかるよ、だって俺もそうだから。 dustboxがいてくれたおかげで、俺たちは今バンドがやれていると言っても過言ではありません。 だからほんとに家族のようであり、大切な仲間であり、1つのバンドを一緒にやっているような、そんな感覚すらあります。 これからもどうか、またすげーの作りやがったな!すげーライブしやがったな!と、悔しい思いをさせてください。感動させてください。 ケツを叩き合いながら、これからも切磋琢磨していきましょう。 いつもありがとう。ラブ。

HAYATO (MEANING / NO EXCUSE)

「すごい」を越えてむしろ「不思議」に思う。長く続けていると、当然の如く作品も金太郎飴の様になりがちなのだが…安定のdustbox節に加え、いつも何か新しさがプラスされている。更にジャパーニズハードコアにも通ずるような独特な日本語の取り入れ方など(しけもくロッカーズというバンドの影響を強く感じる)、年数と共に進化を重ねている。9枚目のアルバムでこれは「すごい」を越えて「不思議」と思ってもおかしくないでしょう。 コーラスで参加させてもらったOut Of Control -Father's Melon Bread-を筆頭に、こう言ったdustboxなりのユーモアを散りばめている辺りも変わらない。そしてそんなバンドの特色の1つが色濃く出ている作品に参加できてTomorrow大好き悪魔としては身に余る光栄です。変な事叫ばされたけどw MEANINGと仲良くしてくれる数少ないバンドの内の1つなのでこれからも走り続けつつ仲良くして下さい。コーラス入れるぐらいならいつでも駆けつけます。

KENJI RAZORS (RAZORS EDGE Vo)

スガちゃん!ジョージ君!ユウキ君!のダストのみんな!そしてスギちゃん!(笑)結成20周年&9枚目のアルバム発売おめでとうございます!

ダストとの出会いは確か大分TOPS。2006年だっけな?レイザーズはSLIMEBALLのレコ初ツアーに呼ばれて、ダストは3rdの「13 Brilliant Leaves」のツアーで。 この2バンドのダブルレコ初だった(はず)。にしても長い付き合いですな。そりゃそのはず!アルバムなんて、もう9枚目ですよ!すげえすげえ!出すだけでも凄いのに、 これまた安全安心のダストクオリティーを保ちつつ、更に今までのアンセムを超えるであろう名曲達も作っちゃって!すげえすげえ! そんで新しいダスト節も散りばめられたアルバムは間違いなく過去最高傑作!すげえすげえ!

昔からなんでこんなにいい曲かけるんだろう?って思ってて。俺、あんまり対バンの人に何聞いてきたん?って聞かないんやけど、スガちゃんには、 聞、く、よ、ね~~。そんでマイブラとかスレイヤーの話で盛り上がったり(笑)ほんで俺知らなかったMewってバンド教えてもらって、 買ってみたらめちゃ良くて!そういえばスガちゃんとは一緒にリンゴ・デススターってシューゲイザーのバンドをFeverに見に行ったな~。 ま、そんな感じでわたくしはダストのみんなはミュージシャンとして尊敬してるのであります。

そして今回のアルバム「The Awakening」も楽しく聞かせてもらいました!まずは音が流れてるだけでいい気分になっちゃうほどのダスト印のコード感が 詰まった曲とサウンドがすんばらしいです。ベースのフレーズなんてうちのミサイルに真似して欲しいところだらけ!(笑)  ユウキくんのドラムもロックで疾走感が気持ちいい!ってことで、知らない間に何度もぐるぐると聞けちゃうアルバムだなあ! まだ新曲なのに冒頭の「21g」「Farley」「Don't Call Me An Average Guy」とか自然とライブの風景が浮かんでくるもんね。 そんで、カーディガンズのカバーにびっくりしたと思ったら「Missing Piece」で更にびっくり!たまに日本語が入ってる曲が最近あったけど、 これは豪快に日本語じゃーありませんか!?!でもすぐにすんなりと耳に体に入ってくる。すげえすげえ! 「The Awakening」はもっともっと聞き所や美味しいところはあると思うんで、ゆっくり聞かせてもらいまーす!で、 これまたライブで聞くと新たな発見があるんやろうね~。とにかく20周年とアルバム発売おめでとうございます!これからもいい音楽を作っていってね。1ファンより。

Koie(Crossfaith)

まずdustbox結成20周年おめでとうございます!!!
今回のアルバムですが、「永遠の17歳」過ぎて感動しちゃいました。 メロンパンと一緒に俺達の悩みも吹っ飛ばしてくれる最高のアルバムです! 大人になったって、こんなにまっすぐエネルギーを放ってもいいんだよと言ってくれているよう。 でもそこは熟練のPUNK ROCKER、繊細なサウンドプロダクションは嫌味を一切感じさせず、 グッとくるピュアなメロディと歌詞をより引き立たせるスパイスになっています。 そしてはやくライブで聴きたい!対バンしたい!その時は俺たちも大量のメロンパンをdustboxに投げつけてやりましょう!

改めて20周年おめでとうございます!!!P.S. 早くSUGAさんのカレー食べたいです。

KOUICHI(10-FEET)

YU-KIのドラム。
JOJIのベースとコーラス。
そしてのびちゃっちゃんのあの感じ。
俺全部好きよ。
20周年おめでとう。
これからも絶対よろしくね!

locofrank 勇介

~dustboxの魅力シリーズ~

其の一  ギターのリフがいちいちカッケー
其の二  コーラスの入れ方がとても心地よい
其の三  時折みせるお洒落なコード進行
其の四  多種多様なリズムパターン
其の五  みんなでシンガロングできる場所がある
其の六  お待たせ!須賀氏のエンジェルボイス
其の七  プライベートでのユウキ氏の全ツッパ
其の八  プライベートでのジョージ氏の優しさ
其の九  プライベートでの須賀氏の、えー、あれ…
其の十  とにかくメンバー3人の人柄の良さっ!

以上勇介によるdustboxの魅力シリーズでした
今作のThe Awakeningにも沢山詰め込まれてるよ
どうよ?
聴きたくなってきたべ?

LOW IQ 01

New Album「The Awakening」
スゲーーーカッコイイのひと言。
1曲目から鳥肌立ちっぱなし。骨太で男らしく素敵なメロディ! センス抜群、さすがdustbox。20周年おめで10-531〼

MAH from SiM

俺が作詞作曲・dustboxに提供した「Missing Piece」めちゃくちゃ名曲なんでみんな是非聴いてください。 ところで、ある日スガさんが「MAHさぁ、デスボイスってどうやってんの?最近練習してるんだよね」 といつもの少年のような顔で聞いてきた事がある。でもスガさんの魅力って言ったらあのハイトーンエンジェルボイスだし、 普段から喉を気にして打ち上げでも酒を飲まないって日がよくあるイメージだし、「 まぁ、、、喉を開いてボー!って感じっすかね?でも、喉傷めますよ!」とやんわり制止した私。 でもM3「Farley」を聴いて「あぁ、そういう事だったのか」と合点がいった。 この唄い方むちゃくちゃかっこいいやんけ!!!こんなんやられたらちょっとサイレントジェラシーだなぁ~。 と思ったらこれ歌ってるのジョージさんらしい(猛照)あと3人とも全然Average Guyじゃないと思います。

そして俺が作詞作曲したってのは嘘ですが、「Missing Piece」はマジで名曲だ。 前に日本語詞に対しての葛藤というか、引っかかりみたいなものがあると本人達から聞いたことがあったけど そんなの全然感じない!本当に良かった。ライブで聴けるの楽しみにしてますね!おめでとうございます!

G-FREAK FACTORY  VO 茂木洋晃

名盤ができたね カバーも日本語も全てにおいて一歩前進したdustが詰まってる 類い稀なセンスに喜びと嫉妬と尊敬が止まらない 何年の長い付き合いになったのかな? こういう瞬間が本当に嬉しいよ また旅に行こうぜ

HAWAIIAN6 / HATANO

dustbox 20周年&ニューアルバム発売おめでとう! 俺も楽しみにしていた dustbox の新譜、予想通り非常にカッコ良かった! 今回の新譜はこれまでの dustbox の良さと、また斬新で新しい良さが思いっきり詰まってる作品だね これから聞く人もいい意味でビックリすんじゃねーかな?笑

俺は個人的に縁あって、しけもくロッカーズというバンドでスガとジョージとバンドをやっているから、いかにこの人達が音楽マニアかをよく知ってる。笑 だから今回の新譜も多くの引き出しと冒険心を凄く感じたし、それを含めて dustbox らしいなと思ったよ。

これまで一緒に数々の街へ旅をして、俺たちの本当の家族のような仲間のバンド! これからもまたみんなを驚かせて、すげーワクワクさせてくれんだろーな。笑 ここまで誰でも続けられる年数ではないし、メンバーチェンジや数々の困難を乗り越えて、dustbox がバンドを続けてきたことを本当に嬉しく思う。

改めて20周年おめでとう! 新譜の旅も楽しみにしてるよ また一台の車にみんなで乗って、あーでもないこーでもない言いながらこれからも走り続けよう! でもスガはすぐ忘れ物するから、今回の旅でもそれだけは気をつけて!笑

HOTSQUALL チフネシンゴ

拝啓dustboxサマへ

20周年すげー!おめでとうございます!(照) 最初新譜聴いて…...20年も最前線でバンド活動やってきて……あんなに名作を重ねてきて……まだこれほどのクオリティーの作品を作るのかねってことですよ(感嘆)。 超えてるね。聴いててちょっともうやめてってなるもん。全然アイデアが尽きないのね。 ガースーはきっと、妖精になる事と引き換えにエンドレスに湧き出る想像力の泉を手に入れたんだ。そうだ、そうに違ぇねえ。そう考えるとなんだか泣ける…。 突き抜けるミラクルハイトーンヴォイスもそうだ。うん、よし、もう一周聴こう。ユウキ君のドラムもパターン多くてイケイケだなァ。 あ、じょっさんの練り練りベースライン&難解コーラスもひときわアメイジング!
酒だ、酒持ってこーい!

KO(SLANG)

ある夜、SUGAちゃんから電話が鳴った。 「おつカレー!」
おれは当然”カツカレー"の話だと思い軽い口調で電話に出る。
しかし、SUGAちゃんの口調はいつもと違い、慎重な雰囲気だった。
「お疲れ様です….」
一瞬、SUGAちゃんとの温度差に息を飲む。
「まさか… 始まったのか….」
以前よりくすぶりかけてた "カツカレーにチーズ乗せる派との抗争” が頭をよぎった。
KO & SUGA対、無数の”カレーにチーズオン派"とのチーズを血で洗う抗争。
"TWITTER WAR"だ。
数秒間の沈黙が数時間にも感じる。
おれはふたたび息を飲む。
「今回実は….」
SUGAちゃんが口を開いた。
「カツカレ… 」
SUGAちゃんの言葉を遮るように言いかけたが即座に止めた。
人の話を聞かないのは昔からおれの悪い癖だ。
ふたたび電話越しに沈黙が走る。
「アルバム出すんですけど…..」
「….???(dustboxのニューアルバムにカツカレー?どんな特典だ?)」
「あ、うん(知ってるよ)」
おれは平静を装いながらも次の言葉を待った。
「コメントみたいなもの頂けないかと思いまして…」
「カツカレーに関して?」
「いえ、20周年についてでもニューアルバムについてでも…」
「カツカレーについてでも???」
「……」
ふたたび沈黙が走る。
「知ってると思うけど…」
「え?」
「おれ、ボケたことしか書かないよ?」
おれもこの道30年。一応は大人だ。
SUGAちゃんの気持ちをいち早く察知して会話を切り替える。
いや、正直に話すと取り繕ったのだ。
「はい、大丈夫です。思っきり行っちゃってもらって構わないです」
「たぶん使えないよ?」
「いえ、それぐらいでも大丈夫です」
「ハハハハハー」
笑ってごまかしておいた。
「(チクショウ、嫌な大人になっちまったもんだぜ…)」
そう、おれは心の中で呟きながらSUGAちゃんの言葉を待った。
「じゃあ、すぐに音源とか仕送りますね!」
「あ… う…うん….」
「よろしくお願いします」
「あ… う…うん….」
電話が切れた。

それから数日、寝付きの悪い日が続いた。
「真面目に書くべきか… ボケるべきか…」
頭から離れない。中途覚醒も毎晩だった。
自問自答。自分を貫くとはそういうことだ。
数日後、アルバムの音源が届いた。
「どれどれ、どれがカツカレーの曲かな?」
あれから数日が経ち、落ち着きを取り戻していたおれは少し心を弾ませながらデータを開く。
そしてデータをiTunesにぶち込み、驚いた。
「カツカレー/KATSU-CURRY?」はおろか、「K」から始まる曲すらない。
何度も見直すが、そこに「K」の文字は無い。
「KATSU-CURRYのKはKOのKだぞ!」
深夜のマンションの廊下に怒号が鳴り響く。
おれは興奮していた。
とにかく混乱している。頭がバグっていたのだ。
そのうち怒りからの疲労がマックスに達したのだろう。
その日はそのまま寝てしまった。

翌朝は珍しく早起きだった。
テレビをつけると花見の光景が映し出されてる。
「本州は花見か...桜が舞う?札幌は雪舞ってますけど….」
すぐにテレビを消してメールチェックしようとPCを開く。
スリープから目覚めた画面にはiTunesが立ち上がったままになっていた。
画面には見慣れない曲名が並んでる。
「なんか、わかんないけどクリック♫」
別にシャッフルさせたわけではない。おれの脳内がシャッフルされてるのだ。
だが、そんな朝も悪くない。
そして、そういう朝こそ、その朝にぴったりな曲に出会うことが稀にあるものだ。

「なんて透き通ったメロディーなんだ….」
聴いたことのない透明感あふれるメロディーが流れる。
「来たじゃんこれ...」
そう感じながら、まだ枯れた色の雑草が敷かれている豊平川を窓から見つめていた。
すかさず2曲目が始まる。
「え?これダスト?」
昨夜、dustboxの曲をぶち込んだことなどすっかり忘れていた。
まだ寝ぼけている。いや、そんな朝の気分に浸っていたかったのだ。
すかさずもう1度1曲目をクリックする。
「なんて透き通ったメロディーなんだ….」
また、まだ枯れた色の雑草が敷かれている豊平川を窓から見つめる。
最高な朝の気分を再演出だ。
すかさず2曲目が始まる。
「マジ?ダストかよこれ?」
もう1度1曲目をクリックする。
頭が混乱している。
よし、わかった。
おれもこの道30年。一応は大人だ。
それからその朝は何度もアルバムをリピートした。
「ハメラレタ…..」
2度ほどアルバムをリピートしたところでそう思った。
あの時のSUGAちゃんとの電話のことを思い出していたのだ。
「あの神妙な声のトーンはこのせいだったのか….」
SUGAちゃんにラインしようとiPhoneを手に取る。
「これ、どこでボケればいいわけ?」
そう送ろうと思ったがやめておいた。
おれもこの道30年。一応は大人だ。

あれから3週間。
小さな音量で聴いたり、誰もいないところでは大きな音量で。
会社のデスクで、家のPCで、ジムに通う車の中で、ネコと一緒に。
あらゆるシチュエーションでボケる要素を探していた。
「見つからない…..どこにも見つからない….」
そんな日々が続いてた。
「もう、おれに頼んだこと忘れてくれてないかな...」
現実逃避が始まっていた。それほどまでにおれは追い込まれていた。

コメントの締め切りが二日後に迫ったある夜、ふたたび電話が鳴った。
「おつカレー!」
おれもこの道30年。一応は大人だ。内容など聞くまでもない。
相手はSUGAちゃんだった。
「音源届いてましたか?」
「もちろん届いてるよ。めちゃ聴いてる。」
「良かったです。あの~…」
「明後日締め切りでしょ?」
「一応そうなんですけど、大丈夫そうですか?」
「あのさ….」
「はい….」
「あの~….」
「はい….」
SUGAちゃんもキャリア20年。一応は大人だ。
しかもカツカレー愛好家である俺たちに遠慮などいらない。
「(今だ!)」
そう、タイミングを見切ったおれは切り出した。
「アルバム良すぎて...ボケれる要素一切見つからないんだよね」
「これ、カツカレーの話とか入れたらまずいやつでしょ….」
おれの中で一気に心が晴れていくのを感じた。
この3週間、苛まされていた重圧から一気に解放された瞬間だった。
「ハハハハハー」
SUGAちゃんの笑い声に少しホッとした。
ミュージシャンは時に「ハハハハー」の三段活用を使う。
「押忍! 押忍? 押忍…..」
武道家のそれと同じだ。

「おれのコメント入れるのまずくない?台無しになるよ?」
「いや、後輩とか褒めてくると思うのでやっちゃってもらって構わないです」
SUGAちゃんもキャリア20年。さすがだ。漢なのだ。
「いや、ここに来て、ここまで楽曲のクオリティーをアップデートできるんだ?って、もう、おれフリーズしちゃってさ….」
そんなアルバムについての感想のやりとりが続く。
「(いっその事、KOさんはこう言ってました!ってコメントにしてくれねーかな?)」
途中そんな思いがよぎる。
「今日も昼の2時からコメント書こうとしてファイル立ち上げてんだけど1行も進まないよ…」
「マジですか????」
「マジだよ…..。おかしいよこのアルバム…」
「そうですか…..」
この時だ。
「(まずい…)」一瞬そう思った。
おれもこの道30年。一応は大人だ。
SUGAちゃんの心情をすかさず察知した。
「あ、うん、けど、なんとかするから!使えなかったらごめんね!」
「あ、はい… よろしくお願いします….」

SUGAちゃんとは札幌でジンギスカンを食べながらカツカレーについて語り合うほどの仲だ。
そんな同士の頼みを断る男などいないだろう。そんなのクズのやることだ。
そう自分に言い聞かせ、ふたたびニューアルバムの1曲目をクリックする。
「なんて透き通ったメロディーなんだ….」
カーテンを開け、まだ枯れた色の雑草が敷かれている豊平川を窓から見つめる。
本日、札幌は雨。
この雨が豊平川の草木に生命を与え、やがて緑に覆われる夏がやってくる。
もう30数年、こんな光景を見て来た。
様々な思いがよぎる。
dustboxとの出会いから、全国各地で共に作り上げた夜のことも...。
「(過去は振り返れるが、戻ることはできない。)」
「(俺たちが向かえるところは、未来しかないんだ…)」
雨のせいか、今日のおれは少しおセンチだ。
本日、dustboxのニューアルバム「The Awakening」は、すでに3周目に差し掛かってる。
もはや2019年ヘビロテCD1位はこのアルバムで決定だろう。
所詮、おれの拙い言葉で "この未来へ解き放たれた” 作品を形容することなど無理なのかもしれない。
いや、違う。考えてもみてほしい。
あなたの愛する人、家族、カツカレー….。
あなたは何故それを愛してるのか。
「この思いを、なぜ言葉にして説明する必要などあるんだい?」
今、おれは世界にそう問いたい。
愛する人との未来に、愛する人との過去に、愛するカツカレーを食す時に、共にいる音楽。
もう、それは音楽以上に意味を持つ人生の一部なんだ。
違うかい。

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